JAPHICマークって何?を歴史から遡ってみるシリーズのおまけ。4.5です。
1~4をお読みいただいた皆様は「え、歴史ゆーて日本の、JAPHICの、個人情報保護法って、歴史浅っ!」って思われたことでしょう。初めましての方は是非、シリーズをお読みください。
まさに
「日本の“個人情報文化”は まだまだこれから。」
〜だからこそ、私たちには“育てる”責任がある〜
2003年に個人情報保護法が成立して2005年に全面施行、やっと“個人情報って守るべきもの”という意識が社会に芽生えました。
そこから20年。欧州のGDPRや米国の州法に比べても、まだ“発展途上”ともいえる段階です。
だからこそ、私たちがこれから“文化”に育てていく責任があるのだと思います。
■ 情報を「守って終わり」にしない
私たちは今、AIやクラウド、IoT、AGIなど「情報が動き続ける社会」に生きています。
AIの進歩は目覚ましく、技術そのものはどんどん先を行きます。
でも、それを使う人の心が育たなければ、技術も情報もときにリスクにもなり得ます。
そこは戦いの歴史を見れば共感いただけるところでしょう。
法律も“完成形”ではなく、3年に一度の見直しが制度化されています。
これは、社会や技術とともに育っていく法律である、ということの証です。
■ 情報を“資産”として育てて活かす時代
今や情報は「守るだけのもの」ではありません。
育てて、活かして、価値にすることがこれからの情報活用です。
そのために必要なのは、教育とマネジメント。
企業の中で、従業員の中で、家庭の中で——
「情報をどう扱うか」=文化の根っこが、育ち始めている今だからこそ、
私たちはその芽を守り、育てていく時期にあるのだと思います。
■ 情報社会を生き抜く「心の進歩」のために
技術の進歩よりも大切なのは、それを使いこなす“人の進歩”。
これからの情報社会に必要なのは、守り方の知識と、活かし方のセンスかもしれません。
そのスタート地点としての第一歩が
「JAPHICマークの取得」になるといいなと思っております。
情報を「守って終わり」にしない。
育てて、活かして、“資産”に変えていく。
私たちが生きるこの時代の責任として、
「個人情報文化」を一緒に育てていきませんか?
「個人情報文化を育てていく」そのスタートとしての第一歩が「JAPHICマークの取得」になるといいなと思っております。大事なことなので何回も言ってしまう。。。暑苦しぃったらない。外が30度もあるせいですね。しつこくてすみません。
「JAPHICマークって何?」と聞かれたときに、情報も、人も、「育てる経営」のためのツールだって、シリーズを読み終えたあなたが思っていただけたら、それはもう、あなたがこの情報社会をよりよい文化に育てていく仲間になってくれた証だと思います。ご連絡お待ちしております。