ストレスチェック義務化時代の個人情報保護:JAPHIC取得事業者が示す“従業員ケア”の重要性

ストレスチェック義務化時代の個人情報保護

 

(JAPHIC認証取得事業者:株式会社ユコラ 代表取締役 宮本 様)

働きやすい職場づくりと個人情報保護は両輪

 

当社は20034月設立のコンサルティング会社です。楽しくいきいきと働ける職場づくり支援に関するソリューションを提供しています。2009年より、クラウド型のストレスチェックプログラム事業「メンタルエクスプレス®」を開始。「個人情報について適切な保護措置を講ずる体制の整備・運用」は、当社の経営課題の優先事項でした。

PマークとJAPHICの違いを知り、最適な認証を選ぶ

 

プライバシーマークの申請を検討していたところ、中堅・中小企業を中心に各種ソリューションを提供する取引先からJAPHICマーク認証制度を教えていただきました。当社の事業内容に合致している上、料金もリーゾナブルであったことから2022年に認証を受けることにしました。

個人情報の取り扱いについては、昨今、RFP(提案依頼書)の要件にも組み込まれることも多くなっており、JAPHICマークの認証企業であることは、ビジネス展開の基盤となっていると感じています。

プライバシーマーク取得企業の中には、数年前の認証を掲げたままの企業も散見され疑問に感じていた面がありましたが、JAPHIC認証の更新については、事務局から早めにご連絡いただき、準備することができるので後回しにすることもありません。また、コロナ渦以降、リモート審査が可能となったことから一層利便性が高まりました。(※3年に一度は必ず訪問審査で受審いただきます)

個人情報保護体制と従業員ケアはつながっている

 

一方、2025年の法改正により、従業員50人未満の事業場も20285月までにストレスチェックの実施が義務化されます。

日本には従業員数が5名以下の小規模企業は285万社(2021年中小企業庁公表)にも上ります。

1人でも従業員を雇用した場合は、個人情報の適切な保護措置と同様にその従業員の「こころの健康」も雇用主の安全配慮義務であることを再認識いただくことを願ってやみません。

これからの時代に必要な“統合的な体制構築”

 

JAPHIC事務局:こころの健康は、個人情報保護体制における要とも言えます。社内から悪意のある漏えいを起こさない、悪意はなくともヒューマンエラーを防ぐ“余裕”のある体制の土台作りは、こころの健康に紐づきます。

関心のある事業者様は是非、ユコラ様へ「JAPHICの記事を見た」とお問合せください。

 

ユコラ様HP:https://www.yucola.com

X(旧twitter):https://twitter.com/mental_yucola

*「メンタルエクスプレス」は株式会社ユコラの商標です。